イタリア旅行記④ローマ2日目(大晦日)
ローマ2日目は、大晦日。
元旦&日曜日の1/1は観光地がほぼ入場できないので、朝からバチカン市国に行くことにしました。
朝食は7時スタートだったので7時に朝食を食べに行ったら一番乗りでまだ準備が終わってない感じでしたが、ヴェネツィアのホテルとは少し違うホテルの朝食を楽しめました。
サクッと朝食を済まし、電車に乗ってバチカンへ。
歩いてると『チケットを予約購入してないなら、入場に最低でも2時間は並ばないといけないし大晦日の今日は大変だよ』と声を掛けられ、迷った末にバチカンツアーに参加することに。通常のバチカン美術館入場料16ユーロのところ、一人50ユーロは少し高めやなぁと思ったけど、バチカンに到着したら本当に大混雑だったので、ツアーに参加する選択は正解だったと感じました。
まずは屋外でシスティーナ礼拝堂の勉強をしてから、中に入りました。
システィーナ礼拝堂でミケランジェロの最高傑作と言われる天井画を堪能し、ツアーは終了。見学ツアーは今まで訪れた海外のどんな観光地よりも混雑していて、まるで人気アーティストのライブの帰り道かディズニーランドの入場制限レベルの人の多さでした。ツアー終了&解散後はサン・ピエトロ大聖堂を見学して、バチカン市国を後にしました。
その後、スペイン広場手前のビストロで遅めのランチ。地元の方で満席のお店で、マルゲリータとティラミス、カスタードタルトを注文。これがめちゃくちゃ美味しかったです。
満腹になってスペイン広場を通り抜け、教会を見学した後は一旦Hotelに戻って休憩。
夕方5時からは、ホテル大晦日のイベント、ハッピーアワーに参加しました。6階テラスでシャンパンとオードブルのサービス。ホテルのスタッフは陽気で優しくて本当に素敵な方ばかりでした。
その後、最大級の防寒具に身を固めて、年末年始のカウントダウンイベントに参加する為、再度ローマの街へ。ローマのメインスポットを巡りながら、カウントダウンイベントがあるはずのコロッセオ近くに到着しましたが、意外にも少なくてビックリ。聞いてみるとコロッセオでのカウントダウンはないとのこと。警備をしてるポリスに聞いても、やはりコロッセオのイベントは中止、花火もないと言われました。どうやらテロを警戒して急遽中止になったようなので、他にイベントがないか聞き、音楽&レーザーライトのイベントが行われるというチルコ・マッシモに一度向かいました。
チルコ・マッシモの駅前で晩御飯を食べた後、やっぱり年末年始はホテル近くのスペイン広場で過ごそうと思い立ち、電車に乗ってスペイン広場に戻りました。
スペイン広場に23時頃到着した時には、年越し前とは思えない閑散ぶりで、大丈夫かな?と思いましたが23時半以降、0時が近付くにつれてどんどん人が増えてきて、最終的には地元の人で埋め尽くされました。
スペイン広場では、特にイベントがあるわけではなく、ただ何となく集まってきたイタリア人でいっぱいになり、お祭りムードに。深夜0時前からバチカンやコロッセオの方面から花火があがり始め、新年を迎えた瞬間からはローマ中のいたる所で花火が延々と上がり続けました。
新年になってからも、興奮さめやらず、しばらくは飲んで叫んで歌っての大賑わいでした。