イタリア旅行 物価とお土産
年末年始の5泊8日を満喫したイタリア旅行(ヴェネツィア2泊&ローマ3泊の旅)。全体的に日本と比べると物価は高めだと感じましたが、お買い物も含めて使ったお金はほぼ食費&観光でした。
出発日の12月27日、関空で両替をすると10万円が800ユーロになりました。(1ユーロ=125円)
交通
ヴェネツィアでは空港からシーバスで移動しました。1人15ユーロ
それ以外は基本的に全て歩きで町中を散策しました。
ローマでは、ローマパスを購入。
(1人38〜39ユーロくらい)
これで地下鉄、バスに乗れるので市内観光にかなり便利でした。72時間パスは最初に入る2箇所の観光地も無料になるので、コロッセオもほぼ並ばず無料で入れました。
そして帰国日はホテルからタクシーで空港へ。
帰国前日にホテルフロントに予約してもらって45ユーロ。スペイン広場近くのホテルから空港までは30〜40分程度でした。
レストラン
ヴェネツィアで最初に入ったレストランは地元のご夫婦が切り盛りしてるAI BARI
マルゲリータ(4.8ユーロ)
ミートラザニア(7ユーロ)
比較的リーズナブルなお店で、コーラ&水も入れて20ユーロくらいでした。
TRATTORIA DA GIOGIO
カルボナーラスパゲッティ(8ユーロ)
ポルチーニ茸のタリオリーニ(9ユーロ)
こちらもヴェネツィアの中でカジュアルかつリーズナブルなお店だったと思います。私がオーダーしたパスタはポルチーニ茸がゴロゴロ入っていて、すごく美味しかったです。パスタも食べきれないくらいのボリュームでコストパフォーマンスは満点でした。
Caffe del Dogeは食後のお茶にちょうどいいお店でした。ただし19:30閉店だったので、早めにお店に入らないと夕食後はすぐに閉まっちゃいます。
パフェ( 6ユーロ)
ホワイトチョコレート(4.8ユーロ)
カプチーノ(3.2ユーロ)
ローマ最初の夕食は、一番行きたかったレストラン、LA CARBONARA
イタリア人が一番美味しいと評判のカルボナーラです。
ローマのスペイン広場近くにあったレストラン、Ciampini。常に地元のお客さんで満席でした。
美味しすぎて2回食べたマルゲリータ
デザートも全て美味しかったです。
1回目に売り切れで食べれなかったベリータルト。2回目は昼前に行ったので無事食べれました!
観光地&美術館
ヴェネツィアで一番最初に行ったのはモチェニゴ博物館。(8ユーロ)
モチェニゴの次に行ったのが、アカデミア(12ユーロ)チケットまでお洒落です!
ローマに移動してから行ったのは、バチカン美術館。チケットは16ユーロだけど、大晦日に行ったのでツアーに参加しました。(ツアーは1人50ユーロ)
元旦に行ったのは、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂の展望台(7ユーロ)
お土産
ヴェネツィア&ローマで爆買いしたカレンダー&ブックマーク。(1〜5ユーロ)
ちょうど年末年始の旅行だったので、お土産にピッタリでした。
食材はコープさんで。
お土産と自宅用が混在してます…。
キッチンタオルも大量購入。
趣味の如く買ってしまいました。
これは姉妹&親友へのお土産分。
自宅用のお土産
スーツケースに空きがあればもっと大量に買いたかった食材達。
マッシュルーム&トリュフ ソース (14.9ユーロ)
リモンチェッロ (7〜11ユーロ)
この中でも特にパルミジャーノレッジャーノとトリュフソースがお気に入りです。
イタリアの想い出を堪能
ちなみに…
自宅用アイテムは帰国後の週末、『リモンチェッロの会』と題したランチで活躍しました。
ローマで買ったリモンチェッロ
リモンチェッロのキッチンタオル
トリュフペースト&クラッカー
パスタ&チーズ…全て総出です。
このトリュフペーストが最高に美味しくて、パクパク食べてしまいます。
そして朝食にイタリア発祥のヌテラ。
食べ過ぎてもうなくなりそうなので寂しいです…。日本で売られてるヌテラはオーストラリア産で、本場イタリア産の方が美味しいらしいのです。こればっかりは並べて食べ比べしてみないとわからないので、成城石井で買ってこようかな…と思っています。
そして、ヴェネツィア&ローマで買ったパーツはアクセサリーに。
ヴェネツィアガラスの綺麗な発色に惚れてしまいます。ブルーのピアスはちょっと夏っぽい気もするけど…これでしばらくはイタリアの想い出に浸れそうです。
イタリア旅行記⑥帰国日
イタリア6日目の最終日は7時から朝食を取り、パッキングをほぼ済ませて8:20頃から朝のお散歩にお出かけ。
ヴェネツィア滞在中は皆、朝イチでご飯を食べていたのにローマではかなりゆっくり目に朝ごはんを食べる印象があったので、早朝に出掛けたら観光地でも人が少ないんじゃないかと想像&狙って、まずはトレビの泉に行ってみました。
やっぱり想像通り!…と言うより、想像以上に人がいなくて、写真を撮るにも、ほぼプライベートトレビ(笑)
贅沢に半分貸切り状態のトレビを楽しんでたから、突然警察の人が来てトレビを閉鎖、皆が柵の外に追い出されました。
何事かと思って観察していたら、トレビの大掃除開始。どうやってお掃除するか興味津々でしたが、準備にも掃除にもかなり時間がかかりそうだったので、一旦トレビから離れてスペイン広場に行くことにしました。
スペイン広場もやっぱり日中よりは人が少なくて、うまくいけば貸切り状態の写真が撮れるくらいの閑散ぶり。年越しの瞬間にあんなに人が集まってごった返してたのが嘘のようでした。
ローマの休日で、オードリーが座っていたであろう階段に腰掛けて写真を撮り、満足して再度トレビの泉へ。お掃除は半分以上終わっていて、皆が投げ入れたコインを回収している最中でした。
お掃除中なのに、もう人集りが出来始めていてビックリ。本当に人気の観光スポットでした。
11時チェックアウトの為に一旦ホテルに戻り、最終のパッキングをして、日本茶でホッと一息入れてからスーツケースを預けてチェックアウトしました。
空港は17時チェックインでよかったのですが、少し早めに行ってお買い物をしたかったので、ホテルのフロントにお願いして空港リムジンが15:30にお迎えに来てくれるよう手配してもらっていました。
ローマの自由時間は残り4時間程度。
まずはローマ初日に行ってめちゃくちゃ美味しかったビストロに行きました。
前回は売り切れで残念ながら食べれなかった苺のタルトをまずは注文。クッキーみたいなサクサクタルトにカスタードクリームと苺が乗ってるだけのシンプルなタルトなのにめちゃくちゃ美味しくて大興奮!
タルトを食べながらランチメニューがスタートする12時を待ち、12時になった瞬間にマルゲリータを注文。薄くてパリパリの生地の上にリコッタチーズがたっぷり乗っていてかなり贅沢なピザでした。
その後、普段通り大混雑しているトレビの泉の横を通って共和国広場へ。
共和国広場の前の教会でメダイを買い、最後にローマの休日で出てくる『願いの壁』探しに向かいました。
この『願いの壁』はネットで調べてもなかなか明確な情報がなく、街行く人に聞いてもわからず、探すのにかなり苦戦しました。どうやら実在するものではなく映画の為に作られた架空の場所だったみたいなので、撮影されたのは恐らくこの辺!というあたりがついたところで写真を撮って最終日の観光が終了。
電車に乗ってスペイン広場に戻り、スペイン広場の階段を最後に登ってホテルに戻りました。
フロントに予約をお願いしていたエアポートリムジンのお迎えが既に到着していたので、ベンツで空港まで移動。若干30〜40分のドライブで最後のイタリア風景を楽しめるチャンスなのに、疲れが出てきたのか、ついつい寝てしまいました。
思いつきで行った年末年始のイタリア旅行は、比較的ゆっくりとヴェネツィア&ローマを観光できて、すごく満足できました。
また近々再訪したいです。
イタリア旅行記⑤ローマ3日目(元旦)
イタリア5日目の元旦は、少し遅めの朝食をとって、部屋でゆっくり。さすがに連日の歩き過ぎと大晦日の夜更かしで、ちょっと休憩を入れないと朝から動き出す事が出来ず、ホテルを出た時には11時頃になっていました。
元旦はあらゆる観光地やお店がクローズになるのでショッピングの日にする予定でしたが、お天気が良くて澄み渡る青空の下、結局はかなりいい感じに観光を満喫できました。
まずは電車で移動して真実の口へ。
これがかなり混んでて長蛇の列。
結局、口に手を入れて写真を撮るのに40分くらい並びました。
私たちが終わった時には更に人が増えて列が長くなっていました。
その後、ヴェネツィア広場&ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の記念堂へ。
せっかくなので、更に上にあがってローマ市内を、見渡すことにしました。
上へのエレベーターは7ユーロです。
一番上まで来ると、市内を一望できます。
コロッセオをも。
コロッセオは長蛇の列が出来ていましたが、ローマパスがあったお陰で、全く並ぶことなく手荷物チェックだけで入場出来ました。
写真だと壮大さが伝わらないのですが、本当に大きくて壮大な建物。こんな建物をどうやって人の力で作ったのか不思議になります。
コロッセオを堪能した後は、ローマ最大のスーパー、EATALYへ向かいました。
電車に乗って、わざわざスーパーに行ったにも関わらず、やたらと人気が少ないなぁと、思ったら、まさかの正月休み。仕方なく、スペイン広場に戻ってきてジェラートを食べ、ナヴォーナ広場へ。
お目当の教会で、ブックマークカレンダーを購入し、イタリア食材店でトリュフペースト等を買い、最後にコープさんに大量のお土産食材を買いに行きました。
夜にはちょっとしたライトアップでさらに威厳を増すパンテオン。たまたまストーブ横の席に座れたので、夜9時頃でもそんなに寒さを感じることなく食事を楽しめました。
オーダーしたのはラザニア、バジルのパスタ、そして最後にデザートのチーズタルト。どれも美味しくて、イタリア旅行最後の夕食にふさわしいディナーになりました。
ローマの元旦は、一日中街中に人が多くてビックリしました。数日前はそんなに人が多くなかったスペイン広場の前も人だらけで『竹下通りみたいやね』と言いながら歩いたくらい。観光客も勿論多いとは思いますが、圧倒的に地元の人がたくさんいる印象を受けました。
ホテルの部屋に戻ってパッキング開始。
せっかくなので、イタリアで買った品をベッドに並べてみました。
大量のカレンダー
コープさんで買った食材
ヴェネツィアでキッチンタオルを見つけ、その可愛さちハマってしまい、ローマ到着後もローマ版を即購入。半分は姉妹へのお土産に。その次はカレンダーを買いまくりました。カレンダーは身近な同僚へのお土産と、母親2人へのお土産に。最後は会社へのチョコと家族へのポルチーニ茸、後はお家で食べたい食材をコープさんで大量購入。
基本、お土産は自分が欲しいモノを買う事が多いのですが、今回も半分お土産&半分自分のお買い物を大量にしてしまいました。
スーツケースに余裕があれば、もっといっぱい買いたかったのですが、手荷物で運ぶのは避けたいからこれくらいに。とうとう明日はイタリア旅行最終日、半日観光をしてから日本に帰国です。
イタリア旅行記④ローマ2日目(大晦日)
ローマ2日目は、大晦日。
元旦&日曜日の1/1は観光地がほぼ入場できないので、朝からバチカン市国に行くことにしました。
朝食は7時スタートだったので7時に朝食を食べに行ったら一番乗りでまだ準備が終わってない感じでしたが、ヴェネツィアのホテルとは少し違うホテルの朝食を楽しめました。
サクッと朝食を済まし、電車に乗ってバチカンへ。
歩いてると『チケットを予約購入してないなら、入場に最低でも2時間は並ばないといけないし大晦日の今日は大変だよ』と声を掛けられ、迷った末にバチカンツアーに参加することに。通常のバチカン美術館入場料16ユーロのところ、一人50ユーロは少し高めやなぁと思ったけど、バチカンに到着したら本当に大混雑だったので、ツアーに参加する選択は正解だったと感じました。
まずは屋外でシスティーナ礼拝堂の勉強をしてから、中に入りました。
システィーナ礼拝堂でミケランジェロの最高傑作と言われる天井画を堪能し、ツアーは終了。見学ツアーは今まで訪れた海外のどんな観光地よりも混雑していて、まるで人気アーティストのライブの帰り道かディズニーランドの入場制限レベルの人の多さでした。ツアー終了&解散後はサン・ピエトロ大聖堂を見学して、バチカン市国を後にしました。
その後、スペイン広場手前のビストロで遅めのランチ。地元の方で満席のお店で、マルゲリータとティラミス、カスタードタルトを注文。これがめちゃくちゃ美味しかったです。
満腹になってスペイン広場を通り抜け、教会を見学した後は一旦Hotelに戻って休憩。
夕方5時からは、ホテル大晦日のイベント、ハッピーアワーに参加しました。6階テラスでシャンパンとオードブルのサービス。ホテルのスタッフは陽気で優しくて本当に素敵な方ばかりでした。
その後、最大級の防寒具に身を固めて、年末年始のカウントダウンイベントに参加する為、再度ローマの街へ。ローマのメインスポットを巡りながら、カウントダウンイベントがあるはずのコロッセオ近くに到着しましたが、意外にも少なくてビックリ。聞いてみるとコロッセオでのカウントダウンはないとのこと。警備をしてるポリスに聞いても、やはりコロッセオのイベントは中止、花火もないと言われました。どうやらテロを警戒して急遽中止になったようなので、他にイベントがないか聞き、音楽&レーザーライトのイベントが行われるというチルコ・マッシモに一度向かいました。
チルコ・マッシモの駅前で晩御飯を食べた後、やっぱり年末年始はホテル近くのスペイン広場で過ごそうと思い立ち、電車に乗ってスペイン広場に戻りました。
スペイン広場に23時頃到着した時には、年越し前とは思えない閑散ぶりで、大丈夫かな?と思いましたが23時半以降、0時が近付くにつれてどんどん人が増えてきて、最終的には地元の人で埋め尽くされました。
スペイン広場では、特にイベントがあるわけではなく、ただ何となく集まってきたイタリア人でいっぱいになり、お祭りムードに。深夜0時前からバチカンやコロッセオの方面から花火があがり始め、新年を迎えた瞬間からはローマ中のいたる所で花火が延々と上がり続けました。
新年になってからも、興奮さめやらず、しばらくは飲んで叫んで歌っての大賑わいでした。
イタリア旅行記③ヴェネツィアからローマへ
イタリア3日目はヴェネチアからローマへの移動日。
ホテルで朝食をとってパッキングをし、9:30頃にはチェックアウトして駅へ移動しました。
ヴェネチアからローマは約4時間の電車の旅でした。
車内は家族連れのイタリア人が大半で海外旅行客がちらほら。ちょうど大型連休に新幹線に乗って大阪〜東京間を移動するような感じでした。
そうこうしている間にローマに到着。なぜか関空で買ってずっと食べ損ねてたヨーグルトで少し腹ごしらえをしてローマに上陸しました。
まずはインフォメーションでローマパスを購入し、メトロに2駅だけ乗ってホテルへ。(ローマパス:72時間、地下鉄&バスが乗り放題で、最初に訪れる観光地も入場料が無料になるパスです。)
ローマでの宿泊はスペイン広場の近くにあるホテル。
白を基調とした綺麗なロビーでフロントの方も陽気で優しい!何より有り難かったのは、お部屋がヴェネチアのホテルより広々としてたことでした。
荷物を置いてすぐにホテルを出て、まずはトレビの泉へ。
びっくりするくらい人だかりがすごかったけど、トレビの泉の白と空の青のコントラストが最高に綺麗でした。
あまりに人が多かったからコインを投げるのは一旦延期して、パンテオンへ。
パンテオンの次は、ナヴォーナ広場へ。
次に向かったヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂は、白くて巨大な建物。ガイドブックにはあまり載っていませんでしたが、かなり迫力があって入らずにはいられない建物でした。
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の騎馬像のところまであがると、眼下に広がるヴェネツィア広場が綺麗に見えます。
騎馬像の近くに鳥を発見。
たくさんの観光客からカメラを向けられかなりの人気者でした。
そして、目的地、コロッセオ
近くにセヴェルスの凱旋門もあります。
朝ヴェネツィアで目を覚まし、鉄道で移動してローマに到着したのが14時過ぎ。わずか半日しかいないのに、気付けばローマの主要観光地をかなり歩き回っていました。
帰りにパンテオン前を通過し、トレビの泉へ。朝と比べると夜のトレビの泉はだいぶすいていたので、コイン投げをしました。
トレビの泉で後ろ向きにコインを投げると、願いが叶うという言い伝えは、あまりにも有名。
1枚:再びローマに来れる
2枚:大切な人と一生一緒にいられる
3枚:パートナーと別れられる
もちろん『もう一度ローマに戻ってくる』事を願って、投げたコインは1枚です。
最後にスペイン広場へ。
つい数時間前に電車の中で観た映画でオードリーが歩いていた場所を歩いている不思議な気分と、大好きな映画の場所に来れた嬉しさを噛み締めつつ怒涛のローマ初日は終了しました。
翌日は大晦日、ローマで年越しです!
イタリア旅行記②ヴェネツィア2日目
ヴェネチア2日目。
まずはホテルの朝食からスタート。朝からクロワッサン、キッシュ、生ハム、チーズ、サラミ、ヌテラ…とイタリアの美味しい食を堪能。
日本でいう『ビジネスホテルに泊まったらついてくる朝ごはん』みたいな感じなのに、生ハムとかキッシュとかあるので贅沢な感じがしました。
食材が置いてあるだけなのに、いちいちお洒落で…ついつい写真を撮ってしまいました。
デザートに食べたクッキーが絶品でした。
食後、まずは10時のオープンに合わせてモチェニゴ博物館へ向かいました。
モチェニゴ博物館は、テキスタイル・衣装・香水の博物館。
20部屋それぞれにテーマがあり、17~18世紀の生活が感じられるようなディスプレイをされているので、映画の世界に入り込んだような気分になる博物館でした。
食卓のあるお部屋
衣装がディスプレイされているお部屋
香水やハーブが展示されているお部屋
ヴェネツィアの絵画も
モチェニゴ博物館に続いて訪れたのは、
アカデミア美術館。(Gallerie dell'Accademia)
14世紀から18世紀までのヴェネツィア派絵画を中心にコレクションしている美術館です。
どの絵画も壮大なスケール&サイズで、日本の美術館で開かれる企画展では、お目見えすることのなさそうな作品ばかりでした。
ちょうど、大阪で開催中の美術展に貸し出ししている絵画が不在だったので、壁に説明書きがありました。
↓拡大するとこんな感じ。
大阪の国立国際美術館で『日伊国交樹立150周年特別展~ アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち』という展覧会を1月15日まで開催しているみたいです。関西から来た私達と入れ違いで大阪に出張している絵画…なんて、ちょっとタイムリーすぎてビックリしました。
ちなみに私がいいなぁ~と思ったのがこちらの絵画↓
ずっと眺めていられる作品でした。
アカデミアを出てから、またヴェネツィアの町歩きを再開します。
美術館巡りでうっかり昼食を忘れていたので、ピザとホットチョコ、コルネみたいなパイを食べ歩きしました。
ホットチョコは写真すら撮り忘れて飲んでしまいましたが…予想以上に濃厚なお味でビックリしました。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会
誰もいない路地裏…って思って写真を撮ったら、奥の通路でかくれんぼをしている男の子が映り込んでいました(笑)右側の通路を覗きながら隠れてる姿が可愛いかったです。
たまたま通りがかりに発見した、音楽の博物館(Museo della Musica)にも入ってみました。
ピアノやバイオリン、コントラバス等、3世紀にわたって作られた様々な楽器が並んでいる博物館で、音楽の歴史を感じます。
立ち入り禁止のロープを支えるポールが、なんとト音記号の形で、その細やかなこだわりとセンスに脱帽しました。
バイオリンの工房のようなお部屋も覗けて弦楽器の製作工程も垣間見ることができます。
お洒落なファブリックのお店にも入ってみたら、ホテルのスィートルームに置いてそうなクッションカバーやカーテンアイテム等が置いてありました。お客さんもミンクのコートを羽織ったマダム達で『こんなファブリックが似合うお家に住んでてバカンスを楽しみに来てるんだろうな』と思える雰囲気でした。
改装中のお店のカバーもヴェネツィア仕様でお洒落。工事中だったDOLCE & GABBANAのお店は、ゴンドラのお兄さん達が描かれていてボーダーのユニフォームまで忠実に再現されていました。
町歩きの最後は、世界で一番美しいと言われるサンマルコ広場&サンマルコ寺院
ヴェネツィア2日目の夜は、ガイドブックに載っていたレストランに行きました。
ディナーは2階席で、お洒落な隠れ家風。
パスタ2人前を食べ切れなかった前日の反省を活かして、海鮮パスタとスープをオーダーしてシェア。どちらもすごく美味しかったです。
食後はデザートを求めて、Caffe del Dogeへ行き、パフェとホワイトホットチョコをオーダーしました。
ファストフード店風のお店でしたが、ローカル感があっていいなと思いました。
ヴェネツィアの夜景を堪能しながらホテルに戻ってパッキング。
いよいよイタリア3日目は、ローマに移動です!
イタリア旅行記①ヴェネチア到着
2017年1月、カナダにオーロラを見に行く予定が仕事の都合で難しくなったので、急遽予定を変更し、年末年始をイタリアで過ごすことにしました。
今回の旅程は5泊8日。ベネツィアで2泊してから12月30日にローマに移動して3泊、新年をローマで迎える計画です。
12/27の夜に関空を出発し、まずはターキッシュエアラインでイスタンブールへ。関空を22:45に出発し、イスタンブールに到着したのは現地時間4:57(日本時間:翌朝11:57)、約13時間の超ロングフライトでした。乗り継ぎ時間は2時間程度でイスタンブールからヴェネチアまでは約2時間、到着したのは現地時間9:16(日本時間:17:16)。ここから長い1日が始まりました。
まずは空港から水上バスでホテル近くの駅まで移動。
水上バスは一人15ユーロ。
40分の乗船時間は長いかな〜と思いきや、窓から見える景色がすごく綺麗で興奮しながら写真を撮ってる間に気付いたら到着してました。
最寄り駅、『Guglie』で船を下りてホテルに向かいます。
ホテルに荷物を預けて、まずは腹ごしらえ。
ふらっと入ったお店は、ご夫婦が切り盛りしてる感じのローカルなお店で、お店は地元のお客さんでいっぱい。旦那さんがどんどんピザを焼いて運んでくれます。
テーブルにはイタリアっぽいオリーブオイルとかが置いてあって、
パンと大量のチーズが運ばれてきました。
私達はマルゲリータとミートラザニアを注文。
これを食べるだけで『イタリアに来たな~』と実感できます。
美味しい朝食?昼食?に満足した後は、少し散策をしてからホテルへ。
水の都、ヴェネツィアの街並みは、昔ながらの建物が多いのですが『古い』というより『歴史を重ねている』雰囲気ですごく素敵でした。
街歩きをしていると、壁の修理をしている現場に遭遇。職人さんが船に乗って修理をしているのがヴェネツィアならではだと感じました。
ホテルはこじんまりしたお部屋ですがお掃除が行き届いていて清潔感があり、過ごしやすい空間でした。チェックインして荷物を置き、またすぐにヴェネツィア散策へ。
夕暮れのヴェネツィア
鳩と戯れてみたり
夜景を楽しんでみたり
現地のスーパー、COOPさんに行ってみたり
到着初日からかなり充実した一日を過ごしました。
晩御飯は、歩いている途中で『ここ、なんか良さそうじゃない?』と見つけたお店でパスタを注文。
パスタを2皿注文したのですが、かなり大盛りで食べきることができませんでした…。私は大量に乗っていたポルチーニ茸だけを完食(笑)贅沢なパスタでした。
翌日、ヴェネツィア2日目は美術館巡り&街歩きを堪能します…